乳汁中ブドウ球菌性エンテロトキシン-C濃度の増加に伴い自然発症した乳房炎症例の解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Cases of Clinical Staphylococcal Mastitis Accompanied by Increased Staphylococcal Enterotoxin-C in Mammary-gland Secretions
- ニュウジュウ チュウ ブドウ キュウキンセイ エンテロトキシン C ノウド ノ ゾウカ ニ トモナイ シゼン ハッショウ シタ ニュウボウエン ショウレイ ノ カイセキ
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説明
ブドウ球菌性牛乳房炎自然発症例3例およびブドウ球菌感染の認められる未発症例2例について, 乳汁中ブドウ球菌性エンテロトキシン-C (SEC) および毒素性ショック症候群毒素-1 (TSST-1) 濃度, ならびに両毒素抗体価と乳房炎発症との関連について解析した.その結果, 発症例では, 発症直前から発症日にかけて乳汁中SEC濃度が最高値に達し, SEC濃度の増加に伴う体細胞数の上昇も認められた.いっぽう, 未発症例では, 乳汁中SEC濃度は検出限界以下であるか, 同一個体の発症分房に比べ低値であった.乳汁中TSST-1濃度は, 発症, 未発症に関わらず同程度であった.いずれの症例においても, 乳汁中TSST-1抗体価はSEC抗体価に比べて高値であった.本研究で解析した3発症例では, 乳汁中SEC濃度の増加が乳房炎発症に関与していると示唆された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 56 (3), 147-151, 2003
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679685747072
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- NII論文ID
- 130004052309
- 10011900724
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 6524087
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可