異物誤食に起因した胸腔内膿瘍により右前肢挙上を呈した犬の1例

  • 大塚 浩平
    大阪府立大学大学院農学生命科学研究科
  • 山下 美佳
    大阪府立大学大学院農学生命科学研究科
  • 柴崎 哲
    大阪府立大学大学院農学生命科学研究科
  • 片本 宏
    大阪府立大学大学院農学生命科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Canine Thoracic Abscess Caused by Foreign-body Ingestion and Clinically Indicated by a Lifted Forelimb
  • イブツ ゴショク ニ キイン シタ キョウクウ ナイ ノウヨウ ニ ヨリ ミギ ゼンシキョジョウ オ テイシタ イヌ ノ 1レイ

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抄録

2歳齢, 雌のミニチュアダックスフントが8カ月間の発咳と右前肢挙上を主訴に来院した.当初その原因は不明であったが, 飼い主の稟告から焼き鳥の竹串を誤食した疑いがあったため, CT検査を行ったところ, 右肺葉から右腋窩部に竹串と思われる異物を発見した. 異物は肋間の切開により摘出することができ, その後臨床症状は消失した.

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参考文献 (10)*注記

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