免疫介在性外眼筋炎が疑われた両側性眼球突出の犬の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Bilateral Exophthalmos in a Dog with Suspected Immune-Mediated Myositis in the Extraocular Muscles
  • メンエキ カイザイセイ ガイガン キンエン ガ ウタガワレタ リョウソクセイ ガンキュウ トッシュツ ノ イヌ ノ 1レイ

この論文をさがす

抄録

両側性の眼球突出を呈した7カ月齢, 雌のイタリアン・グレーハウンドに対し, 神経学的検査, MR画像検査および血清学的検査を行い, 免疫介在性外眼筋炎と診断した. 従来より, 炎症性筋疾患に対して筋生検の病理組織学的所見が重要な診断根拠となっていたが, 今回新たに, 筋群の腫脹とび漫性造影増強効果などの炎症を示唆するMR画像所見とともに, 血清中にIgG自己抗体の存在を認めた. これらの所見は外眼筋炎診断の一助になるものと考えられた.

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ