ビブリオ・バルニフィカス感染症事例への対応

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タイトル別名
  • Suggested Preventive Action for<I>Vibrio Vulnificus</I>Infectious Disease
  • ビブリオ バルニフィカス カンセンショウ ジレイ エ ノ タイオウ
  • Suggested Preventive Action forVibrio VulnificusInfectious Disease

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抄録

平成13年の夏季に本県内でビブリオ・バルニフィカス (以下V.v) 感染症が発生し, 6月の発生から10月までに9件 (死亡4名), このうち八代保健所管内では6件 (3名死亡) の報告があり, これらの被害者はすべて肝機能障害者であった.これまで保健所行政においてV.v対策を総合的に実施研究した事例が少ないことから, 筆者らは, 八代保健所管内で実施したV.v対策に関し評価考察し, 今後の対応として (1) V.v感染症の発症探知方法の検討, (2) 総合的 (危機管理, 緊急対策, 予防対策) 対策, (3) 情報伝達 (行政, 営業者, 講演, マスメディア) の検討活用, (4) 行政, 営業者, 医師, 住民による参加型活動対策, (5) いわゆる郷土食の危害分析, (6) 海から食卓までの衛生管理 (パートナーシップ概念) 等の有用性を認めた.

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参考文献 (12)*注記

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