犬の頭蓋骨下顎骨骨症 (Craniomandibular Osteopathy) の一治験例
書誌事項
- タイトル別名
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- Canine Craniomandibular Osteopathy Successfully Treated
- 犬の頭蓋骨下顎骨骨症(Craniomandibular Osteopathy)の1治験例
- イヌ ノ ズガイコツ カガクコツ ホネ ショウ Craniomandibula
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説明
スコッチテリア種の雌犬で生後3カ月頃から下顎の疼痛を示し, 7カ月齢で受診した. 患犬は体温が40.1℃ と高く, 下顎骨の激しい疼痛のため, 口の開閉と咀しゃくが困難であり, 両下顎骨には明瞭な硬結性肥大がみられた. X線検査で下顎骨の対称性の肥厚が認められたが, 他の頭蓋骨には明確な変化はなかった. 下顎骨の生検材料の組織学的検査で明らかな細胞浸潤が認められ, 以前に何らかの活動性変化が起こったあとの組織像と考えられた. プレドニゾロン, アスピリンおよび抗生物質の投与を5カ月間間欠的に行ったところ症状は消退し治癒した.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 38 (6), 393-395, 1985
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679688096896
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- NII論文ID
- 130003847578
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 3048071
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可