ファイバースコープ用バルーン付きカテーテルの試作
書誌事項
- タイトル別名
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- A Trial Production of Balloon Catheter Applied to Fiberscope
- ファイバー スコープヨウ バルーン ツキ カテーテル ノ シサク
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説明
ファイバースコープに装着して, 管腔臓器内壁を直視することができるシリコンゴム製のカテーテルを試作した. 先端にバルーンを形成させ, バルーンを拡張するとファイバースコープの先端部がバルーンの中央に位置し, 胃, 直腸をはじめ, 膣や膀胱などの粘膜がレンズに接着することなしに観察できる. さらにまた, 頸静脈から挿入すると心壁の観察も可能である. 従来のように, 管腔臓器内部に “気密室” を作成したり, 血流を遮断して生食液で置換するなどの操作が不要で, 取り扱いがきわめて簡便である. だが, 本カテーテルは観察面のバルーン内面にファイバースコープの光源の反射像が形成されることがあって, 観察の支障となる場合がある.<BR>この点については今後, くわしく検討し, 改良する必要がある.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 41 (11), 789-792, 1988
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679688444672
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- NII論文ID
- 130004051178
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 3211740
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可