急性型犬糸状虫症 (Venae cavae syndrome) を呈した猫の1治験例
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Feline Case of the Venae Cavae Syndrome by <I>Dirofilaria immitis</I>
- キュウセイガタ イヌ シジョウチュウショウ Venae cavae syndr
- A Feline Case of the Venae Cavae Syndrome by Dirofilaria immitis
この論文をさがす
抄録
Venae cavae syndromeと診断された4才のネコから, 頸静脈式糸状虫摘出法 (頸静脈法) によって7隻の成熟糸状虫を摘出し, 治療に成功した.<BR>術前に, 呼吸困難, 貧血, 心収縮期雑音, 血色素尿などを示していたが, 虫体摘出によってこれらの症状は消失した.<BR>末梢血液中の子虫 (Mf) は, 術前および術後52日で多数認められ, 126日以降では少数となったが, 239日後にも認められた.<BR>ネコにおいても, イヌと同様にVenae cavae syndromeが発症し, 外科的に治療できることが明らかにされた.
収録刊行物
-
- 日本獣医師会雑誌
-
日本獣医師会雑誌 40 (4), 289-292, 1987
公益社団法人 日本獣医師会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679689075584
-
- NII論文ID
- 130003847686
-
- NII書誌ID
- AN00191857
-
- ISSN
- 21860211
- 04466454
- http://id.crossref.org/issn/87507943
-
- NDL書誌ID
- 3135564
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可