エゾカサネカンザシHydroides ezoensis (多毛綱)の発生について

書誌事項

タイトル別名
  • THE DEVELOPMENT OF A SERPULID WORM, HYDROIDES EZOENSIS (ANNELIDA, POLYCHAETA)
  • エゾカサネカンザシHydroides ezoensis(多毛綱)の発生について〔英文〕
  • エゾカサネカンザシ Hydroides ezoensis タモウコウ ノ ハッ

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抄録

エゾカサネカンザシの生活史の中で,浮遊幼生の形態変化と定着後の変態・成長についての知見を報告する。幼生は人工受精により得られ, Dunaliellaを餌として室内(20℃)で飼育された。浮遊幼生の形態はH. elegansやH. norvegicaについての知見と比較して大きな差は認められなかった。幼生は定着後7〜10日(受精後15〜20日)で鰓糸や殼蓋原基を備えた幼虫となった。定着後約4ヵ月で殆んどすべての幼虫が二重の殼蓋を備え,平均管長は24.5mmに達した。

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被引用文献 (1)*注記

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