ポリプロピレンメッシュを用いた 犬の会陰ヘルニアに対する新しい整復術

書誌事項

タイトル別名
  • A New Surgical Technique Using Polypropylene Mesh for Repair of Perineal Hernia in Dogs
  • ポリプロピレンメッシュ オ モチイタ イヌ ノ エイン ヘルニア ニ タイスル アタラシイ セイフクジュツ

この論文をさがす

抄録

会陰ヘルニアと診断された犬30症例に対して、新たに考案したポリプロピレンメッシュ(PPメッシュ)を用いた会陰ヘルニア修復術を行った。本術式は症例の大きさや会陰ヘルニアの状態に関わらず、全症例において実施可能で、術後に重篤な合併症は認められなかった。術後1年以内に30例中2症例で再発が見られたが、PPメッシュの再固定によって修復が可能であった。28症例は、術後1年以上再発もなく順調に経過した。本術式は、会陰ヘルニア整復に有用性が高いことが示唆された。<br>

収録刊行物

参考文献 (18)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ