両側膝関節離断性骨軟骨症の猫の一例

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タイトル別名
  • Bilateral Stifle Osteochondritis Dissecans in a Cat
  • リョウガワ ヒザカンセツリダンセイコツ ナンコツショウ ノ ネコ ノ イチレイ

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抄録

9ヵ月間継続する両後肢の跛行の精査を求めて13ヵ月齢、避妊雌、アメリカンドメスティックショートヘアーが来院した。一般身体検査、X線検査によって両側膝関節における離断性骨軟骨症と仮診断し、関節切開術によって確定診断と外科的治療を行った。関節切開術では左右膝関節に遊離軟骨片と軟骨性フラップを認め、これらの切除および病変部軟骨下骨の掻爬を行った。術後、異常な歩様は速やかに改善し、跛行は完全に消失した。術後3年の時点で膝関節可動域は正常に回復し、良好に経過している。<br>

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参考文献 (15)*注記

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