腹部救急領域における汎用型3D PACSを活用した画像診断の有用性

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  • Effectiveness of the AquariusNET<sup>®</sup> 3D PACS System for Diagnostic Imaging in Abdominal Emergency Medicine

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説明

AquariusNET®はDICOM画像の動画閲覧にとどまらず, 汎用Windowsパソコンを端末として放射線室のサーバーのソフトを動かし, 外科医自らの手で自由に3D画像処理などを行うことができる3D PACSである。AquariusNET®により, MRCPA, MDCT等の2D, 3D画像構築, および動画観察が容易となり, 胆石症 (急性胆嚢炎), 急性虫垂炎といった日常よく遭遇する疾患から, 腹部内臓動脈瘤破裂, 大網捻転症, 子宮広間膜裂孔ヘルニアといった診断に難渋する疾患まで, 各種腹部救急疾患の診断, 治療に有用であった。今後, MRI, MDCTなどの進歩に伴い, PACSの必要性はさらに高まると思われる。

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