ソフトウェア開発工数の二段階予測のフィージビリティスタディ
書誌事項
- タイトル別名
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- A Feasibility Study of Two-step Software Effort Estimation
抄録
本論文では,開発工数予測モデルの予測精度がプロジェクトによって大きくばらつくという問題に着目し,ソフトウェア開発工数の二段階予測方法を提案し,その実現可能性を調査する.提案方法では,まず,予測対象のプロジェクトについて,開発工数を高い精度で予測できそうか否か,すなわち,予測の信頼度を評価する.そして,信頼度が高いと期待される場合にのみ開発工数の予測を行う.提案方法のフィージビリティを確認するための実験を行った結果,予測の信頼度の推定には残差平方平均が適しており,残差平方平均の値が大きいカテゴリに属するプロジェクトについては予測を行わないことで,予測誤差を減らすことができ,二段階予測の有用性が示唆された.また,予測を行わない条件を緩和することで,予測対象プロジェクトを増加させつつ予測誤差を抑えることが可能であることが分かった.
収録刊行物
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- コンピュータ ソフトウェア
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コンピュータ ソフトウェア 35 (1), 1_194-1_200, 2018
日本ソフトウェア科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679713861120
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- NII論文ID
- 130006356070
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- ISSN
- 02896540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可