発展型ソフトウェア構築のためのデザインパターンの活用とその評価

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  • Applying Design Patterns for Constructing Evolutionary Software and Its Evaluation
  • On Constructing a Binary Tree from Its Traversals

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抄録

本論文は発展型ソフトウェアを構築するためのデザインパターンの活用方法について述べる。ソフトウェア中で将来,変更要求,及び拡張要求が予想される箇所をホットスポットと定義し,ホットスポットに着目したデザインパターンの活用方法を提案する。提案手法では,ソフトウェアのホットスポットを同定し,各ホットスポットが要求する変更に注目し,その変更に対して適応するデザインパターンを対応付ける。そのため,Gammaらの23個の各デザインパターンについて,それらが扱うことのできる変更,拡張要求という観点からそれらのパターンの整理を試みた。また,機械学習の分野で研究開発されている決定木学習システムを用いた事例研究に提案手法を適用し,(1)実際の拡張事例を用いた変更の手間,(2)ソフトウェアメトリクスを用いたソフトウェアの複雑度の2つの観点から評価を行ない提案手法の有効性を確認した。

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