SMTソルバーを用いたコンテキスト指向プログラミングのためのデバッグ支援
書誌事項
- タイトル別名
-
- SMT-based Debugging Support for Context-oriented Programming
抄録
ContextJ*などのコンテキスト指向プログラミング(COP)はコンテキストに依存した振る舞いを簡潔に表現でき,通常の振る舞いから分離できる.その1方で,デバッグが必ずしも容易ではないという問題がある.COPの実行過程やオブジェクトとコンテキスト間の依存関係が複雑になる場合が多いからである.このような問題に対処するため,本論文では,SMTベースのContextJ*デバッグ支援環境CJAdviserを提案する.CJAdviserでは,ContextJ*プログラムの実行トレースをコンテキスト依存グラフに変換し,それをSMTソルバーYicesを用いて解析する.CJAdviserを用いることにより,オブジェクトとコンテキスト間の様々な依存関係を調べることが可能となる.
収録刊行物
-
- コンピュータ ソフトウェア
-
コンピュータ ソフトウェア 29 (3), 3_108-3_114, 2012
日本ソフトウェア科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679715271168
-
- NII論文ID
- 130004549270
-
- ISSN
- 02896540
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可