超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)にて診断した濾胞性リンパ腫の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Follicular Lymphoma Diagnosed by Endobronchial Ultrasound-guided Transbronchial Needle Aspiration (EBUS-TBNA)
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説明
症例.症例は57歳女性.喘鳴,労作時呼吸困難および胸背部圧迫感を主訴に受診胸部CTにて右肺門リンパ節(#11s)の腫大を認め,EBUS-TBNAを施行.病理組織検査でリンパ濾胞様構造が認められた.後日再施行したEBUS-TBNAにて凍結検体を提出し,IgH遺伝子再構成およびIgH/BCL2の融合遺伝子を確認した.免疫組織学的検査と合わせ,濾胞性リンパ腫と診断した.結論.リンパ腫の診断には,亜型までの同定が治療内容を決定する上で必要である.そのためリンパ腫を疑ってEBUS-TBNAを施行する際検体の採取方法には事前に十分な準備が必要である.
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 35 (3), 310-314, 2013
日本呼吸器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679734315136
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- NII論文ID
- 110009668438
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可