後方関節包損傷を伴った反復性肩関節前方不安定症に対して鏡視下手術を行った2例

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説明

後方関節包損傷を伴った反復性肩関節前方不安定症の2例を経験した.関節鏡によりBankart損傷と後方関節包損傷が確認され,後方関節包損傷は1例が関節包断裂,1例が後方関節上腕靭帯上腕骨側剥離損傷(PHAGL lesion)だった.両者を修復し良好な短期成績が得られた.術前診断にはMR関節造影が有用であった.後方関節包損傷の修復を併せて行うことが重要と考えられた.

収録刊行物

  • 肩関節

    肩関節 38 (2), 701-704, 2014

    日本肩関節学会

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