ビーチチェア位での肩関節鏡手術後に圧迫性脱毛症を呈した2症例
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説明
症例は27歳の女性と25歳の男性.両症例とも肩関節不安定症に対して,全身麻酔下にT-MAXビーチチェア®(スミス・アンド・ネフューエンドスコピー株式会社,東京都)を使用したビーチチェア位で鏡視下Bankart修復および直視下Latarjet法を施行した.術後1カ月目,後頭部に圧迫性脱毛症を認めた.圧迫性脱毛症の原因として,術中のディスポーザブル・フェイス・マスクとヘッドレストを使用した頭部固定法による32mmHg以上の外圧力と,4時間以上の圧迫時間が考えられた.
収録刊行物
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- 肩関節
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肩関節 39 (3), 831-833, 2015
日本肩関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679735795328
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- NII論文ID
- 130005110611
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- ISSN
- 18816363
- 09104461
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可