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- 高畑 治
- 旭川医科大学麻酔・蘇生学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- Rapid Sequence Induction: How Shall We Do It?
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説明
迅速導入での留意点について, 前酸素化の効果, スキサメトニウムやロクロニウムなどの筋弛緩薬使用法, 輪状軟骨圧迫の効果と方法を中心に文献的考察を加えて検討した. 安全で確実な迅速導入施行には, 術前回診での気管挿管困難の予測に加え, 麻酔導入前での十分な酸素化が必須となる. 麻酔導入薬としてはチアミラール, プロポフォールの選択が多いものの, 安定した血行動態を得るには麻薬性鎮痛薬の併用が勧められる. 非脱分極性筋弛緩薬ロクロニウムは迅速導入において有用であるが, スキサメトニウムと同等の作用発現時間を求めると, 使用量が増加し作用が延長することを考慮しなくてはならない.
収録刊行物
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- 日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会誌 28 (4), 590-598, 2008
日本臨床麻酔学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679735988352
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- NII論文ID
- 130004449782
- 10024130154
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- NII書誌ID
- AN00330159
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- ISSN
- 13499149
- 02854945
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可