ハッピー・リタイアメント―定年退職後の10年を振り返って―
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- 藤森 貢
- 大阪市立大学名誉教授
書誌事項
- タイトル別名
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- Happy Retirement: Looking Back Over a Distance of Ten Years
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抄録
定年前には多くの人は組織の長としての地位にあるが, 定年準備として他人を管理する立場から脱却し, 自己管理する方向へ向かうことが大切であろう. 秘書等に頼っていた仕事を自分でするように転換する努力が必要である. 退職しても学問には定年はないという心構えで, 専門誌の購読は続けるべきである. 臨床から離れていても, 世間の人は医者としていろいろと質問してくるので最新の医学知識を身につける必要がある. 医学の世界で暮らしてきたわれわれは, いつの間にか専門馬鹿になっている. 新しい世界に目を向けるべきと考え, 文系の方との会合等に顔を出すように努めている. 定年後の生活では何事にも興味を抱くという知識欲が大切なことと感じている.
収録刊行物
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- 日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会誌 28 (3), 411-414, 2008
日本臨床麻酔学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679736047360
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- NII論文ID
- 10024129771
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- NII書誌ID
- AN00330159
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- ISSN
- 13499149
- 02854945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可