気道確保困難に役立つ気道の解剖学

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タイトル別名
  • The Anatomical Aspects of Difficult Airway Management

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説明

気道の管理は麻酔において最も重要な要素の1つであり,気管挿管ができずマスク換気もできないときは迅速な対応が必要となる.気道確保困難に対するガイドラインをよく理解し,事前に気道の評価を行い,気管挿管困難時に有用である器具の準備と習熟が必要である.気道の評価は,Mallampati分類,開口距離,上切歯の突出,下顎の大きさと前方移動,頤・甲状軟骨間距離,舌骨・甲状軟骨間距離,頤・胸骨間距離,頚椎の可動性などの気道確保困難を予測する簡単なテストを組み合わせて総合的に判断する必要がある.気道確保困難に対処するためには,麻酔科医は,気道の解剖をよく理解したうえで気道管理に十分な知識と技術を身に付けることが重要である.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679736559616
  • NII論文ID
    130004449866
  • DOI
    10.2199/jjsca.30.333
  • ISSN
    13499149
    02854945
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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