瘢痕のレーザー治療

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  • 小川 令
    日本医科大学付属病院 形成外科・美容外科

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タイトル別名
  • Laser Treatment of Scars

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説明

<p>赤く,炎症を伴う瘢痕(ケロイドや肥厚性瘢痕など)には,色素レーザーやNd:YAG レーザーを用い,炎症が軽減した肌色に近い瘢痕(成熟瘢痕など)には,各種フラクショナルレーザーを用いるのが現在の主流である.各種レーザーの瘢痕治療・予防への応用が報告されつつあり,さらには瘢痕拘縮の治療にもフラクショナルレーザーが有用であるという報告が散見されるようになった.しかし日本人における大規模な臨床研究を行い,瘢痕治療における手術とレーザーの適応と非適応について議論を重ねる必要があると考えられた.</p>

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