Incidence of sleep apnea and arrhythmias observed by 24-hour-recording of electro-respiro-cardiogram.

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  • 24時間呼吸心電図記録により観察したsleep apneaの出現頻度と不整脈

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健常者17名 (55~84歳) , 心疾患患者43名 (54~88歳) , 脳血管障害患者23名 (62~87歳) を対象として24時間呼吸心電図記録を行い, 一夜の間に10回以上のslee papneaが観察された症例頻度を検討した.slee papneaの重症度を無呼吸持続時間より5段階に分類した.slee papneaは健常者においても70.6%に観察されたが無呼吸持続時間が短いことが特徴であった.一方, 心疾患・脳血管障害患者では持続の長いslee papneaの出現頻度が高く80秒を越える無呼吸の出現もみられた.20秒を越えるslee papneaの出現とともに洞機能不全症候群患者の53.8%に洞房ブロックの出現が観察され, 40秒を越えるslee papneaの出現とともに陳旧性心筋梗塞患者の23.1%に心室性不整脈の出現が観察された.脳血管障害患者においてはslee papneaに伴う心拍数の周期性変動が消失した症例, 著明に長いslee papneaの出現に伴い心室性不整脈の出現が観察された症例があり, slee papneaや不整脈の出現に中枢神経系・自律神経系の調節障害の関与が推測された.

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