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- 池田 隆徳
- 東邦大学医療センター大森病院 循環器内科
書誌事項
- タイトル別名
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- The attractiveness of beta-blockers for the treatment of atrial fibrillation : rate & rhythm control
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説明
心房細動(AF)の治療においては,心拍数調節治療(レートコントロール)と洞調律維持治療(リズムコントロール)に差がないことが複数の大規模臨床試験で示されて以降,レートコントロールの重要性が再認識され,治療薬としてβ遮断薬が注目を集めている.レートコントロールで使用されるβ遮断薬は,β受容体遮断作用が強く,内因性交感神経刺激作用を有さず,脂溶性であることなどが望ましい.なお,自覚症状のあるAF患者に対しては,リズムコントロールが有用である.AFに対する治療においては,症状の有無や発症要因を考慮し,適切な薬剤を選択することが重要である.
収録刊行物
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- 心電図
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心電図 32 (2), 199-201, 2012
一般社団法人 日本不整脈心電学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679750151424
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- NII論文ID
- 130005086441
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- ISSN
- 18842437
- 02851660
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可