ラジオイムノアッセイおよび酵素イムノアッセイの原理とその応用
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- 辻 章夫
- 昭和大学薬学部薬品分析化学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Radioimmunoassay and Enzymeimmunoassy
- Principle and Application
説明
1959年Berson・Yalowによりはじめて開発されたラジオイムノアッセイ(RIA)は特異性の高い抗原-抗体反応を利用することにより複雑な生体試料中の特定の目的成分のみを分離操作なしに分析でき,また,標識にラジオアイソトープを用いることにより,高感度で極めて微量の物質(~10-15モル)を定量することができる分析法である.RIAは,“ピコグラム量のホルモンを分析できたら”という内分泌学関係の研究者の期待に答えて急速に発展し,現在ではほとんどすべてのペプチドホルモン,タンパク質ホルモンのみならず低分子のステロイドホルモンや薬物とその代謝物もRIAで測定できるようになった.最近は,種々の天然物や毒物などのRIA分析法の開発が試みられるようになった.アフラトキシン類についてもRIAが開発されている.
収録刊行物
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- マイコトキシン
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マイコトキシン 1982 (15), 8-12, 1982
日本マイコトキシン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679761780864
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- NII論文ID
- 130003660259
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- ISSN
- 18810128
- 02851466
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可