書誌事項
- タイトル別名
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- Voicing Effect on Vowel Duration: Corpus Analyses of Japanese Infants and Adults, and Production Data of English Learners(<Feature Articles>Data-Driven Phonetic Analysis Using Large-Scale Corpora)
- Voicing Effect on Vowel Duration : Corpus Analyses of Japanese Infants and Adults, and Production Data of English Learners
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抄録
英語母音の持続時間が有声子音の前では無声子音の前よりも1.5倍ほど長いという現象は,一般に有声効果(voicing effect)と呼ばれ,英語特有の現象とされてきた。しかしながら,多くの実験結果から,有声効果は英語のみならず他言語にも見られることが明らかになってきた。例えば,有声効果は普遍的な音声メカニズムに起因するという考えがある一方で(Ko 2007),英語の1.5倍という効果の大きさには個別文法が関係しているという見方(House 1961)もある。本稿では,まず普遍的なメカニズムに起因するという仮説を検証するため,NTT乳幼児音声データベース(Amano,Kondo,Kato and Nakatani 2009)と日本語話し言葉コーパス(Maekawa 2003)を用いて幼児および成人の日本語話者における有声効果の有無を検証した。その上で,英語の大きな有声効果を日本人英語学習者が獲得可能であるかどうか,習熟度によって分けた2群の被験者の産出データから検討した。その結果,有声効果は普遍的・音声的な基盤を持ちながらも,言語個別の音韻特質によって抑制・促進されうる可能性が高いことを明らかにした。
収録刊行物
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- 音声研究
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音声研究 18 (1), 30-39, 2014
日本音声学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679763555200
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- NII論文ID
- 110009832136
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- NII書誌ID
- AA11148803
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- ISSN
- 21895961
- 13428675
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- NDL書誌ID
- 025623021
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可