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- 大深 悦子
- 神戸薬科大学/姫路獨協大学
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- 森 庸子
- 同志社大学/関西大学
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- ギルバート ジョアン E.
- 関西学院大学人間福祉学部
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- 桐谷 滋
- 神戸海星女子学院大学現代人間学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Duration as a Cue to Perceive English Sentence Stress by Japanese Learners of English vs. Native Speakers of American English
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説明
米語話者と日本人英語学習者が,英語の文強勢知覚の手掛りとして,持続時間をどのように用いるかを調べる聴取実験を行った。男性米語話者がノーマル・ストレスで発話した"they thought about the report"をもとに,(A)'they'の持続時間と,(B)"they thought"におけるF0曲線('they'を'thought'より高くするか,低くするか)を加工した音刺激を,米語話者と日本人英語学習者に聞いてもらい,どの語に第一文強勢を知覚したかを調べた。実験の結果は,日米の被験者ともに,'they'の持続時間が同じであれば,'they'が'thought'より高い音刺激に,文強勢を知覚する率が高かった。しかし,'they'に文強勢を知覚するのに必要な持続時間は,日本人被験者の方が,米国人被験者より,長い傾向にあることがわかった。
収録刊行物
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- 音声研究
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音声研究 13 (3), 90-100, 2009
日本音声学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679763873280
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- NII論文ID
- 110008722612
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- NII書誌ID
- AA11148803
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- ISSN
- 21895961
- 13428675
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- NDL書誌ID
- 10703598
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可