書誌事項
- タイトル別名
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- Alternations and Distributional Patterns in Japanese Phonology
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抄録
Ito, Mester, and Padgett(1995)は,日本語の複合語における連濁と鼻音に後続する阻害音の有声化との相互作用関係に基づいて,有声素性[voice]が特定の鼻音環境においては余分(redundant)であるにも関わらず能動的(active)な役割を果たしているという議論を進めている。この議論で前提とされているのは日本語の語彙層が,和語,漢語,擬声擬態語,及び外来語などの語彙クラスに分かれていることである。これに対しRice(1997)は,前提となっている語彙層の証拠付けに問題があり,有声素性についてのIto, Mester, Padgett(1995)の議論は成り立たないとしている。本稿ではRice(1997)の反論の問題点を指摘すると同時に,日本語の語彙クラスの動機付けを再考する。
収録刊行物
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- 音声研究
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音声研究 5 (2), 54-60, 2001
日本音声学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679763962240
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- NII論文ID
- 110008762804
- 110000075384
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- NII書誌ID
- AA11148803
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- ISSN
- 21895961
- 13428675
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- NDL書誌ID
- 5898895
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可