日本の病院における退院支援看護師の実践状況

書誌事項

タイトル別名
  • Discharge Planning Nursing Practice at Japanese Hospitals—Comparison of Nationwide Survey Results for 2010 and 2014—
  • 日本の病院における退院支援看護師の実践状況 : 2010年と2014年の全国調査の結果を比較して
  • ニホン ノ ビョウイン ニ オケル タイイン シエン カンゴシ ノ ジッセン ジョウキョウ : 2010ネン ト 2014ネン ノ ゼンコク チョウサ ノ ケッカ オ ヒカク シテ
  • ―2010年と2014年の全国調査の結果を比較して―

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説明

<p>目的:本研究は2010年と2014年に全国調査を行い,退院支援看護師(DPN)の実践状況を明らかにすることを目的とした.</p><p>方法:全国の100床以上の病院に勤務するDPNに,2010年は819名,2014年は948名に質問紙調査を行った.調査項目はDPNの基本属性,DPNとしての実践能力(Nurses’ Discharge Planning Ability Scale:NDPASの得点)等.</p><p>結果:2010年はDPN461名(回答率56.3%),2014年は479名(50.5%)を分析対象とした.両年とも平均年齢は約47歳で,DPNの平均経験年数は2010年が2.5年,2014年が3.1年であった.また,2014年の方がNDPASの〈A.退院後のケアバランスの見積力〉の得点が高かったが,残り3つの能力の得点については両年で有意差がなかった.</p><p>結論:DPNによる支援の質を保証する為には,系統的・継続的な人材育成の必要性が示唆された.</p>

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