書誌事項
- タイトル別名
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- The General Public’s Interest in Heat Disorders Based on Online Community Data
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説明
熱中症に関する市民の関心特性を示すことを目的として,オンラインコミュニティに投稿された質問を対象に,熱中症用語の投稿数と質問内容の主語,場面,要点の観点から分析した.市民が主に使用する熱中症用語は熱中症,熱射病であった.質問投稿数は日最高 WBGT が 20℃から増加し始め,質問数は年次的に増加傾向であった.質問の要点では対策,症状,診断,対応において 100 件を超える投稿があった.主語がない質問では場面の明示がなく,原因や用語などの熱中症の知識に関心がある通有性が高い質問が多かった.少年では学校についての投稿が多く,不特定の人に関心がある通有性が高い質問が多かった.乳幼児では年齢や性別,状況を詳述した質問や,車内の熱中症などの特有性が高い質問が多かった.以上から年齢や場面と市民が必要とする熱中症情報との関連が示された.
収録刊行物
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- 日本生気象学会雑誌
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日本生気象学会雑誌 52 (2), 105-117, 2015
日本生気象学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679768738304
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- NII論文ID
- 130005088235
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- ISSN
- 13477617
- 03891313
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- IDR
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可