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  • A Case of Lingual Demoid Cyst

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説明

摂食障害を呈する大きな舌類皮嚢胞新生児例を経験し容易に摘出したので報告する.患児は在胎週数41週で正常分娩された生後1カ月の男児で, 生下時より径1cm大の舌下部腫瘤に気づかれていた.腫瘤の増大傾向に伴い, 舌運動障害及び, 経口摂取障害が出現した.画像診断では単房性の嚢胞像を呈し, 類皮嚢胞の術前診断のもと生後1カ月に径3cm大の球形の腫瘤を摘出した.病理所見では, 腫瘤の嚢胞内腔は, 非角化扁平上皮と繊毛上皮及び単層円柱上皮に覆われ, 少数ながら脂腺も認め類皮嚢胞と診断された.

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