盲腸周囲ヘルニアの 1 例

書誌事項

タイトル別名
  • Paracecal Hernia : A Case Report
公開日
2000
DOI
  • 10.11164/jjsps.36.4_820
公開者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会

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説明

盲腸周囲ヘルニアは, 盲腸周囲に存在する腹膜の陥凹部に腸管が嵌入し生じる内ヘルニアである.発生部位としては, 盲腸後窩, 上回盲窩, 下回盲窩, 虫垂後窩の4つの陥凹部が知られている.今回われわれは, 下回盲窩ヘルニアの1小児例を経験した.症例は12歳, 男児.腹痛, 嘔吐で発症し, 注腸造影, 腹部CTなどが行われたが, 確定診断には至らなかった.イレウスとして開腹した結果, 下回盲窩ヘルニアであることが判明した.手術はヘルニア門を開放し, 嵌入腸管の整復を行った.嵌入腸管に壊死はなく腸切除は行っていない.術後経過は順調で, 術後14日目に退院した.盲腸周囲ヘルニアはまれな疾患であり, 診断, 治療を中心に, 本邦報告例の集計を行い, 若干の検討を加えた.

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参考文献 (35)*注記

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