書誌事項
- タイトル別名
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- Use of Ethanol Locks to Treat Recurrent Central Line Sepsis
- 症例報告 エタノールロック療法によりサルベージし得た小児カテーテル関連血流感染症の1例
- ショウレイ ホウコク エタノールロック リョウホウ ニ ヨリ サルベージ シエタ ショウニ カテーテル カンレン ケツ リュウカンゾメショウ ノ 1レイ
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説明
Home parenteral nutrition(以下HPN)施行症例において中心静脈カテーテルは生命維持に必要不可欠である.Catheter-related blood stream infection(以下CR-BSI)は中心静脈カテーテルを管理する上で最も注意すべき合併症のひとつである.一旦感染を引き起こすとカテーテルを抜去せざるを得ず,これをいかに予防・治療するかが極めて重要な問題である.症例は8歳男児.Hirschsprung病類縁疾患による短腸症候群に対してHPNを施行している.CR-BSIを繰り返し発症するためエタノールロック療法を導入したところ,中心静脈カテーテル内に定着していたStenotrophomonas maltophiliaが速やかに消失し,CR-BSIを治癒せしめることができた.今回我々が行ったエタノールロック療法について文献的考察を加えて報告する.
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
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Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 46 (4), 749-753, 2010
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679802831872
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- NII論文ID
- 110007657525
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- NII書誌ID
- AN00192281
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- ISSN
- 21874247
- 0288609X
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- NDL書誌ID
- 10746660
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可