アルカリラッピングしたコンクリートの促進膨張試験に基づく野外暴露コンクリートのASR膨張挙動の予測

DOI Web Site 参考文献4件 オープンアクセス
  • 川端 雄一郎
    国立研究開発法人港湾空港技術研究所 構造研究領域
  • 山田 一夫
    国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター
  • 小川 彰一
    株式会社太平洋コンサルタント 営業推進部
  • 佐川 康貴
    九州大学 大学院工学研究院社会基盤部門

書誌事項

タイトル別名
  • PREDICTION OF ASR EXPANSION OF FIELD-EXPOSED CONCRETE BASED ON ACCELERATED CONCRETE PRISM TEST WITH ALKALI-WRAPPING

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説明

アルカリ溶液を含んだ不織布で試験体を包んだコンクリートプリズム試験(AW-CPT)の有用性について、膨張予測の観点から論じた。AW-CPTでASR膨張の温度依存性をモデル化し、AW-CPTで得られたコンクリートの膨張挙動から、野外のコンクリートブロックの膨張挙動を予測した。その結果、ASRによる膨張の予測という観点から従来のCPTよりもAW-CPTの方が適すること、また環境作用として温度と降雨日数の影響が強いことを示した。またAW-CPTを用いたASRによる膨張予測の今後の課題について整理した。

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参考文献 (4)*注記

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