アルギニンを混入したコンクリートの塩害抵抗性能に関する研究

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タイトル別名
  • RESISTANCE PERFORMANCE AGAINST CHLORIDE INDUCED CORROSION OF CONCRETE CONTAINING ALGININE

抄録

アミノ酸の一種であるアルギニンを混入したコンクリートは、海洋環境においてコンクリート表面への藻類の付着が促進され、魚類等の生物生息環境が改善できることが報告されている。本研究では海洋コンクリート構造物への適用を想定し、アルギニン混入コンクリートを用いた鉄筋コンクリートの塩害抵抗性を検討するため、塩水噴霧試験、海洋暴露実験とモルタル細孔溶液の化学分析を実施した。この結果、アルギニンを添加することによってモルタル細孔溶液中のCl/OHモル比が減少し、コンクリート中の鉄筋腐食が抑制される傾向を示した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679806018048
  • NII論文ID
    130005129374
  • DOI
    10.14250/cement.68.330
  • ISSN
    21873313
    09163182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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