書誌事項
- タイトル別名
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- EFFECT OF THE KINDS OF CEMENT AND DEICING AGENT ON SCALING OF CONCRETE
説明
環境負荷低減の観点から、コンクリートへの混合セメントや鋼材腐食を抑制する凍結防止剤の使用に注目が集まり、実際に使用され始めている。そこで、本研究では、セメントの種類および凍結防止剤の種類によるスケーリング劣化の相違点を整理した。セメントには、普通ポルトランドセメント、フライアッシュセメントおよび高炉セメントを使用し、凍結防止剤には、塩化物系および酢酸塩系の現状使用量の多いものを使用した。セメントの種類に着目すれば、スケーリングの発生量とその推移は、セメントや混和材の水和により解釈できることが判明した。また、凍結防止剤の種類の変更により、スケーリング量は大きく異なる現象は、温度低下によるコンクリートと氷の境界面に生ずるひずみの差が一因である可能性を示唆した。
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 63 (1), 450-457, 2009
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679806291840
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- NII論文ID
- 130004745631
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可