書誌事項
- タイトル別名
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- The Influence of Disinfectants for HBV on Silicone Rubber Impression Materials
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説明
シリコーソ系印象材4種を, HBV感染症に有効とされている0.5%イルガサンアルコール, 2%グルタールアルデヒドに浸漬後に製作した模型面上での寸法変化, および表面あらさを比較, 検討した.その結果, 2%グルタールアルデヒドを使用したほうがどの印象材に対しても影響が少なかった.縮合型シリコーン印象材であるtosicon, xantoprenでは消毒液浸漬による影響が, 表面あらさより, 寸法変化に強く現われる傾向が見られ, 付加重合型シリコーン印象材では, これとは逆に, 表面あらさに強く影響が現われる傾向が見られた.消毒液別に見ると, exaflex, xantopren, tosicon2回法は, 消毒液の違いによる差はほとんど見られなかったが, president, tosicon1回法では, グルタールアルデヒドに浸漬したほうが表面あれは少なかった.印象法については, 単層1回印象法, スペーサー使用の積層2回印象法を行ったが, 一般に2回法のほうが各印象材ともに消毒剤による影響は少なかった.
収録刊行物
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- The Journal of Showa University Dental Society
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The Journal of Showa University Dental Society 3 (1), 92-97, 1983
昭和大学・昭和歯学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679810563712
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- NII論文ID
- 130001920810
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- ISSN
- 21865396
- 0285922X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可