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- 大倉 隆宏
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター小児外科 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構
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- 中原 康雄
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター小児外科 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構
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- 片山 修一
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター小児外科 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構
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- 福井 花央
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター小児外科 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構
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- 人見 浩介
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター小児外科 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構
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- 後藤 隆文
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター小児外科 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構
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- 青山 興司
- 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター小児外科 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構
書誌事項
- タイトル別名
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- Management Strategy for Prevention of Tracheoinnominate Artery Fistula After Laryngotracheal Separation With Contrast-Enhanced Neck Computed Tomography
- ケイブゾウエイ CT オ モチイタ,コウトウキカン ブンリ ジュツゴキカン ワントウ ドウミャクロウヨボウ ノ タメ ノ カンリ ホウシン
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抄録
<p>【目的】我々の施設では,喉頭気管分離術を行う場合Lindeman原法による喉頭気管分離術・気管食道吻合を行っている.その後に発症し得る気管腕頭動脈瘻(以下本症と略す)を予防するための方策として,術後に頸部造影CTを撮像してカニューレ先端の位置を調整する方法を選択している.今回,我々の本症予防策の有用性について検討し,報告する.</p><p>【方法】2006年4月より2015年12月までに当科で喉頭気管分離術を施行し,上述の方針で管理を行った39例を対象とした.頸部造影CT所見に基づき,①A群:カニューレ先端が交叉部よりも頭側に位置するもの,②B群:先端と交叉部がほぼ接しているもの,③C群:先端が交叉部を越え,尾側に位置するもの,の3群に分類した.高リスクと考えられるB群症例に対する対応,本症発症の有無と発症例における発症要因について,後方視的に検討した.</p><p>【結果】全39例の初回CT所見は,A群13例,B群12例,C群14例であった.B群の12例に対しては,短いカニューレに変更する(6例),カニューレを浅くする(5例),カニューレを抜去する(1例)として対応した.平均4.5年の経過観察期間中に本症を発症した症例はA群の1例のみであり(2.6%),他施設で他種類のカニューレに変更されていたことが要因であった.</p><p>【結論】喉頭気管分離術後の頸部CT所見に基づき,カニューレと腕頭動脈が接さず,腕頭動脈にカニューレからの物理的な力が加わらない角度に調節することで,本症の予防が可能である.</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
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Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 54 (1), 40-44, 2018
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679812406656
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- NII論文ID
- 130006386663
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- NII書誌ID
- AN00192281
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- ISSN
- 21874247
- 0288609X
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- NDL書誌ID
- 028870496
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可