月状骨周囲脱臼の小経験
書誌事項
- タイトル別名
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- THE CASE REPORT OF PERILUNATE DISLOCATION
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説明
経舟状骨月状骨周囲脱臼の2症例を経験したので報告する.症例1.57歳男, トビ職.7mの足場より転落し受傷.症例2.24歳男.電設業.8mの足場より転落し受傷.2症例共遠隔多発外傷を合併していたが, 即日無麻酔下に徒手整復され, ギプス固定6週間, Knuckle bender 4週間を使用したが, 舟状骨の骨癒合は遅延し, 症例1は偽関節となりRusse graftを行ったが不成功.月状骨周囲脱臼2症例共, Green & O'Brienの分類によるII型, 即ちtransscaphoid perilunate dislocationに入る.
収録刊行物
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- 昭和医学会雑誌
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昭和医学会雑誌 45 (4), 571-574, 1985
昭和大学学士会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679812467840
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- NII論文ID
- 130001826723
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- ISSN
- 21850976
- 00374342
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可