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- 津田 浩史
- 昭和大学医学部第一生理学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- BLADDER CONTRACTION INDUCED BY TETRAETHYLAMMONIUM IONS
- Tetraethylammonium イオン ニ ヨッテ ユウキサレル ボウコ
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説明
環境液中のNaイオンをtetraethylammoniumイオンで置換した液を膀胱に作用させると, 最初急速に上昇, その後ゆっくり下降する収縮がひき起こされる.atropineによって振幅の小さい持続的な収縮以外は消失する.従ってTEAによって誘起される収縮はコリン性の収縮で, これは運動神経の神経終末と同じように自律神経系の終末の興奮性をTEAが高め伝達物質の遊離によって引き起こされた収縮といえる.tetrodotoxinの存在下でもこの収縮は誘起されるのでtetrodotoxinはやはり運動神経終末に対すると同じように伝達物質の遊離には関与しない.<BR>AChによる収縮はatropineによって消失するのでatropineの作用後も残存するTEAによる振幅の小さい持続的な収縮はTEAの筋自身に対する作用によって出現する.またNa欠損環境或いはTTX作用時AChによる収縮は増大して現われ直接間接刺激による収縮は余り影響をうけない.Ca欠損環境液ではTEA, AChによる収縮, 間接直接刺激による収縮, 何れも著しく抑制されるか消失する.<BR>膀胱の支配神経の神経終末からの伝達物質の遊離及び膀胱筋の収縮はCa依存性であると想定された.
収録刊行物
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- 昭和医学会雑誌
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昭和医学会雑誌 39 (3), 289-296, 1979
昭和大学学士会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679814117504
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- NII論文ID
- 130001823470
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- NII書誌ID
- AN00117027
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- ISSN
- 21850976
- 00374342
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- NDL書誌ID
- 2201756
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可