書誌事項
- タイトル別名
-
- A CASE OF ACUTE PANCREATITIS WITH SPONTANEOUS MASSIVE BLEEDING INTO PERITONEAL CAVITY
この論文をさがす
説明
症例は56歳, 男性. 急激な腹痛にて来院. 来院時腹部は板状硬で, 血液検査上RBC 286万, Hb 9.4と貧血認め, その他, Amy 195, γ-GTP 176と軽度の異常を示し, 腹部CTにて多量の血性腹水および膵体尾部の腫大を認めた. 徐々に血圧の低下を示しため, 緊急開腹術を施行した. 術中所見上, 膵体尾部は腫大し, 膵周囲後腹膜から腹腔内に連続する血腫が形成されていたため, 膵体尾部切除および脾摘術を施行した. 病理組織検査上, 膵周囲脂肪組織壊死, 膵周囲組織の出血性変化, 膵実質および膵管内出血を呈し, 急性膵炎による膵周囲血管の破綻を原因とする腹腔内出血と診断された.
収録刊行物
-
- 日本臨床外科学会雑誌
-
日本臨床外科学会雑誌 68 (12), 3083-3086, 2007
日本臨床外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679823516288
-
- NII論文ID
- 130004516397
- 10020119984
-
- NII書誌ID
- AA11189709
-
- ISSN
- 18825133
- 13452843
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可