子宮内避妊具長期留置との関連が示唆された腹壁原発放線菌症の1例

書誌事項

タイトル別名
  • PRIMARY ABDOMINAL WALL ACTINOMYCOSIS ASSOCIATED WITH PROLONGED USE OF AN INTRAUTERINE DEVICE
公開日
2008
DOI
  • 10.3919/jjsa.69.2681
公開者
日本臨床外科学会

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説明

骨盤内放線菌症と子宮内避妊具(IUD)使用との関連はよく知られている.しかし,IUD使用者における骨盤内臓器と関連しない腹壁放線菌症は非常に稀であり,過去数例の報告を数えるのみである.今回われわれはIUD長期使用中であった40歳女性の腹壁放線菌症を経験したので報告する.症例は左下腹部痛と発熱を主訴に来院した.糖尿病の既往はなく,う歯や歯槽膿漏等の所見はなかった.左下腹部に圧痛を伴う炎症性腫瘤を認めた.腹壁膿瘍と診断し切開排膿を行った.術後は特に問題なく,術後1年で再発を認めていない.膿瘍の培養検査で放線菌症と診断した.感染源不明のIUD使用者の腹壁膿瘍では放線菌症も考慮すべきである.

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参考文献 (50)*注記

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