書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF NEUROENDOCRINE CELL CARCINOMA OF THE STOMACH WITH PERFORATION CAUSED BY CHEMOTHERAPY
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説明
症例は70歳の男性. 胃癌, 多発リンパ節転移の診断で入院. 2005年2月22日からTS-1+CDDP+レンチナンの投与開始. 3月2日に突然腹痛が出現し, CTでfree airと腹水を認め穿孔性腹膜炎と診断, 緊急開腹術を施行. 胃前庭部の5cm大の腫瘍に2cm程の穿孔を認めた. 幽門側胃切除術, B-II法再建術, 腹腔内洗浄ドレナージ術を施行. 術後病理診断はCD56 (NCAM) 陽性の小細胞癌 (内分泌細胞癌) であった. 術直前のCTで縮小傾向であったリンパ節腫大が増悪したため, 術後28日目から化学療法を再開. 2クール終了後にリンパ節腫大は著明に縮小 (PR) したが, 4クール終了後に再増大していたため, 2nd lineの化学療法としてCPT-11+CDDP投与を開始. 2クール終了後にリンパ節腫大は再び著明に縮小 (PR) したが, その2カ月後には再々増大. 他院で免疫療法を施行したが, 術後331日目に癌死された.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 68 (10), 2495-2499, 2007
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679826590720
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- NII論文ID
- 130004516349
- 10019781650
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可