書誌事項
- タイトル別名
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- A case of toxic megacolon complicated by HIV infection in which surgical resection was highly effective
- 症例 外科的切除が著効をみたHIV感染症に合併した中毒性巨大結腸症の1例
- ショウレイ ゲカテキ セツジョ ガ チョコウ オ ミタ HIV カンセンショウ ニ ガッペイ シタ チュウドクセイ キョダイ ケッチョウショウ ノ 1レイ
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抄録
中毒性巨大結腸症の要因としては,潰瘍性大腸炎,偽膜性腸炎やCytomegalovirus(CMV)腸炎が多い.これらがいずれも否定的で,HIV感染症の治療中に中毒性巨大結腸症を発症した症例を経験した.症例は27歳男性.HIV陽性に対して経過観察中に,発熱,水様性下痢,腹痛が出現した.CD4+146/μLと低下したため,HAART療法を開始した.CMV腸炎,アメーバ腸炎,細菌性腸炎を考慮し治療を行ったが,改善しなかった.40℃前後の発熱,頻脈,貧血,精神症状,電解質異常も見られ,CTで結腸の著明な拡張,内視鏡検査で全結腸に多発する深掘れ縦走潰瘍がみられた.内科的治療に抵抗性の中毒性巨大結腸症と診断し,外科的切除(結腸亜全摘術+回腸人工肛門造設術)を行った.術後は速やかに解熱し,全身状態も著明に改善した.本症例の中毒性巨大結腸症の発症の要因として,HIV感染そのものの増悪,あるいは,HIV治療中の免疫再構築症候群が考えられた.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 74 (1), 118-123, 2013
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679828708992
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- NII論文ID
- 10031165539
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 030738233
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可