書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Type IIIb Pancreatic Trauma in which Surgery Could be Avoided by Pancreatic Drainage
- 症例 膵管ドレナージによる保存的治療が有効であったⅢb型外傷性膵損傷の1例
- ショウレイ スイカン ドレナージ ニ ヨル ホゾンテキ チリョウ ガ ユウコウ デ アッタ Ⅲ bガタ ガイショウセイスイソンショウ ノ 1レイ
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説明
症例は60歳,男性.鉄製の柵に上腹部を強打し当院に救急搬送された.腹部CTで膵頭部損傷を認めた.内視鏡的逆行性膵管造影(ERP)では造影剤の漏出は認めなかったが,膵管損傷を強く疑い内視鏡的経鼻膵管ドレナージ(ENPD)チューブを留置し保存的治療を行った.第2病日のENPD造影検査で膵頭部主膵管より造影剤の漏出を認めIIIb型膵損傷と診断したが,全身状態は安定していたため慎重に保存的治療を継続した.第25病日にENPDチューブを抜去し,内視鏡的逆行性膵管ドレナージ(ERPD)チューブに交換,チューブを留置したまま第36病日に退院となった.受傷3カ月後に造影剤の漏出のないことを確認しERPDチューブを抜去,その後再燃することなく受傷13カ月後に終診となった.<BR>IIIb型膵損傷に対し膵管ドレナージにより手術を回避できる症例が存在するため,その適応や治療方針に関し,今後さらなる症例の集積と検討が必要である.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 77 (5), 1223-1228, 2016
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679830466560
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- NII論文ID
- 130005171827
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 030767712
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可