大動脈周囲リンパ節再発を切除後に長期無再発生存しているRS直腸癌の1例

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  • A Case of Rectal Cancer with Long Tumor-free Survival Following the Resection of Para-aortic Lymphnode Recurrence

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症例は55歳,女性.1999年9月に直腸癌(RS-S,type 2,5.5×4.0cm大,ss,n4+(19/49),stage IV)に対して低位前方切除術を実施した.UFT 600mg/日内服にて経過観察中,術後2年4カ月のCT検査で大動脈分岐部左に3cm大の腫大リンパ節を指摘された.CEA値も19ng/ml と高値で,大動脈周囲リンパ節再発と診断した.他部位に再発の所見なく,左尿管の一部を付けて再発腫瘍を切除した.切除標本の病理学的検索ではadenocarcinoma,metastaticの診断であった.術後放射線治療(50Gy)を追加し,5'-DFUR 600mg/日+Krestin内服を5年間行った.再手術後9年の現在,再発の徴候なく健在である.再発大腸癌に対する化学療法の治療成績は著明に改善されているが,それのみで治癒を得るには至っていない.孤立性の大動脈周囲リンパ節再発は切除により治癒の可能性もあり,切除の適応についても考慮すべきである.<br>

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