小児心身症に対する短期療法10年間のまとめ(心療内科領域における短期心理療法の展開)

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タイトル別名
  • A Review on Brief Therapy for Psychosomatic Diseases in Childhood Based on Data Obtained in 10 Years(Development of Brief Psychotherapy in the Field of Psychosomatic Medicine)
  • 小児心身症に対する短期療法10年間のまとめ
  • ショウニ シンシンショウ ニ タイスル タンキ リョウホウ 10ネンカン ノ マトメ

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抄録

1988年12月〜1998年11月までの10年間に国立名古屋病院小児科を受診した小児心身症132例(内訳:不登校41例, 過敏性腸症候群17例, 神経性食思不振症21例, 遺尿症・遺糞症・夜尿症15例, その他の心身症38例)に対して短期療法を実施した.その治療成績は治癒74例(56.1%), 軽快47例(35.6%), 不変5例(3.8%), 脱落6例(4.5%)であった.合計治療セッションは578回で, 1症例当たりの平均治療回数は4.4回であった.短期療法の進め方については自験例3症例の治療経過の中で具体的に述べた.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 40 (2), 143-149, 2000

    一般社団法人 日本心身医学会

参考文献 (4)*注記

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