書誌事項
- タイトル別名
-
- The Role of the Pharmacist in Integrated Treatment for Pediatric Patients with Eating Disorder
- ショウニ セッショク ショウガイ チーム イリョウ デ ノ ヤクザイシ ノ ヤクワリ
この論文をさがす
説明
摂食障害患者には,抗不安剤・抗うつ剤・催眠鎮静剤・抗精神病薬・躁状態治療剤などの向精神薬,その他消化器用薬など多種多様の薬剤が処方されることがある.今回,薬剤師の立場から薬剤指導をとおして小児摂食障害患児と関わり,「薬に対する不安」に注目し,摂食障害チーム医療の中での薬剤師の役割について検討した.この結果,(1)患児の話をよく聞き,薬に対する訴えを引き出し,(2)不安に寄り添い「一緒になって考えていきたい」という旨を伝え,(3)「いつでもそばに薬剤師がいる」ことを認識してもらい,「不安はあるけれども服用できる環境」を作っていくことが重要な役割であった,そして,これらの役割は,患児の自己表現力促進の意味でも摂食障害治療に寄与したと考える.
収録刊行物
-
- 心身医学
-
心身医学 42 (7), 449-458, 2002
一般社団法人 日本心身医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679866086656
-
- NII論文ID
- 110001116918
-
- NII書誌ID
- AN00121636
-
- ISSN
- 21895996
- 03850307
-
- NDL書誌ID
- 6200890
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可