神経性腹部緊満症(<特集>消化器心身医療のクリニカルパール)

書誌事項

タイトル別名
  • Neurotic Abdominal Distention(<Special Issue>Clinical Pearl of Psychosomatic Medicine for Gastrointestinal Disorders)
  • 神経性腹部緊満症
  • シンケイセイ フクブキンマンショウ
公開日
2010
DOI
  • 10.15064/jjpm.50.11_1039
公開者
一般社団法人 日本心身医学会

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説明

神経性腹部緊満症は,多くは発作的に起こる腹壁筋の過緊張による下腹部の膨隆で,何らかの心理的あるいは情動的因子が関与しており,身体化障害,あるいは転換性障害の一種と考えられる.すなわち,処理できないでいる内的葛藤や不安,怒り,悲しみなどの情動因子が,身体化としての腹壁筋の過緊張をもたらし,下腹部の膨隆を引き起こすと考えられる.したがって治療的アプローチとしては,未処理の感情を言語化させることを中心とした心身医学的治療が有用である.最終的には患者の心身相関への理解・気づきを促すことが治療目標となる.今回,神経性腹部緊満症について文献を含め概説し,自験例を提示し治療の要点について述べた.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 50 (11), 1039-1043, 2010

    一般社団法人 日本心身医学会

参考文献 (5)*注記

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