ハーバード大学における心身医学の展開 : Mind/Body Medical Instituteでの活動を中心に(パネルディスカッション/海外における心身医学の展開)(第45回日本心身医学会総会)

書誌事項

タイトル別名
  • Activities of Psychosomatic Medicine in the Harvard University : From the Experience at the Mind/Body Medical Institutec (Panel Discussion/Activities of Psychosomatic Medicine in Oversea Countries)
  • ハーバード大学における心身医学の展開:Mind/Body Medical Instituteでの活動を中心に
  • ハーバード ダイガク ニ オケル シンシン イガク ノ テンカイ Mind Body Medical Institute デ ノ カツドウ オ チュウシン ニ

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説明

ハーバード大学医学部心身医学研究所は,心身医学に関する研究をしていると同時に,リラクセーション練習と認知行動療法を組み合わせた行動医学的ストレスマネジメントブログラムを外来患者に実践している施設である.その活動の核となる考えはハーバート,ベンソン所長が提唱した「リラクセーション反応」である.リラクセーション反応は,ストレス反応とは逆の生体反応で,血圧,心拍数,基礎代謝の低下といった身体変化だけでなく,心の穏やかさやコントール感など心理的変化を伴う.本稿では,ます,この心身医学研究所の活動を,臨床,教育,研究に分けて紹介する.次に,筆者が心身医学研究所で学んだことを通し,帝京大学医学部附属病院でどのように心身医学を展開してきたか,本学会の将来計画,広報委員の1人として報告する.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 45 (7), 487-494, 2005

    一般社団法人 日本心身医学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (22)*注記

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