-
- 宮本 信也
- 筑波大学大学院人間総合科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Eating Disorders in Childhood : Clinical Conditions of Anorexia Nervosa in Pediatrics(<Special Issue>Psychosomatic Disorders in Childhood and Adolescence)
- 小児の摂食障害--小児科における診療実態:神経性食欲不振症を中心に
- ショウニ ノ セッショク ショウガイ ショウニカ ニ オケル シンリョウ ジッタイ シンケイセイ ショクヨク フシンショウ オ チュウシン ニ
この論文をさがす
抄録
小児においても神経性食欲不振症は,まれな疾患ではなくなってきている.小児科専門医研修病院を対象とした調査では,1年間に少なくとも1,000人の患児が小児科を受診していることが推定された.小児の神経性食欲不振症に関するトピックとしては,(1)初潮前の前思春期発症例の増加,(2)神経性過食症への移行例の増加,(3)広汎性発達障害の併存例の存在,(4)背景要因としての子ども虐待,などが挙げられる.また,小児では,青年期例に比べて非定型な状態像を示すことも少なくない.そのため,小児に特定した診断分類(Great Ormond Street Criteria;GOSC)も提唱されている.
収録刊行物
-
- 心身医学
-
心身医学 49 (12), 1263-1269, 2009
一般社団法人 日本心身医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679868072064
-
- NII論文ID
- 110007482575
-
- NII書誌ID
- AN00121636
-
- ISSN
- 21895996
- 03850307
-
- NDL書誌ID
- 10445411
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可